【訪問演奏】ようこそ!目でも手でも楽しむ?ピアノ&マリンバと動物たちの待つコンサート♪🐝

みなさんこんにちは!
ムシムシとする天気が続いている今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?

今日は、ちょうど梅雨入りしたばかりの6月12日(日)に杉並区の養護学校で開催された
ピアノとマリンバのコンサートの様子をお届けします。

どうにか雨が降りませんように、と祈っていましたが当日天気はなんとか曇り!ほっとしながら会場へ。

今回はみかんぐみさんという、障害を持つお子さんやそのご家族がイキイキと暮らせる社会の実現に向けて活動している特定非営利活動法人の皆さんと協力しながらの、開催となります。

このコンサート、じつはいつも開催しているコンサートと違うのです。
一体何が違うのでしょうか??
それは、聴覚はもちろんのこと

 嗅覚/触覚/視覚/思考など可能な限りのすべての感覚を使って参加していただく
「体感型芸術コンサート」であるということ。


そしてテーマは動物、曲目も動物に関わるものがほとんどでした。
ここでは、当日の熱量やお届けしていた感覚をお伝えします!
ぜひ楽しんでお読みいただけると嬉しいです⭐️

奏者さんは、ピアノ奏者である⼩笠原和花(おがさわらのどか)さんとマリンバ奏者である黒⽥菜々花(くろだななか)さん。

小笠原さん
黒田さん


黒田さんはなんと、いまお住まいの淡路島からマリンバを運んできてくださったとか。
会場に入り、マリンバを組み立てたりピアノの調整をしたり、コンサートへの準備を始めていきました。

コンサート前、着々と準備を進めていきます

コンサート前から、参加者の皆さんに嗅覚でも動物たちのいる森を感じてほしいと思い
フォレストエアーの香りを漂わせ、ピアノによるおなじみのジブリ曲が流れていた会場内。
準備万端です♪

1曲目、ピアノとマリンバによるアンダーザシーで始まりました!
じめじめとした杉並区中の空気を吹き飛ばすような爽やかなディズニー映画/アリエルの劇中歌から
スタートです。

アンダーザシーで涼しくなったあと、小笠原さん黒田さんから自己紹介が♪

「こんにちは~のんちゃんと呼んでください!」

「こんにちは~ななちゃんと呼んでください!」

そんな愉快なお2人、のんちゃんななちゃん、今日はお願いします、、!
早くも会場が温まったなか、さっそく2曲目へ。

2曲目は、熊蜂の飛行という曲です。

一度、曲の一部分を演奏いただきました。
その名のとおり、蜂がすぐそこで飛んでいるかのような臨場感あふれる曲。

今日は、この曲を参加者の皆さんに選択してもらったアレンジで演奏してもらいます!選択肢は、飛んでいる蜂の数と、どんな場所で様子で飛んでいるのか?です。

今回は3組の皆さんに選んでもらった①-③のパターンを組み合わせて
①大群×花畑
②大群×花畑
③大群×花畑にいる酔っ払い
前半①②/後半③の2アレンジで演奏してもらいました!
選んだ数や様子によって、曲はどんな風に変化するのでしょうか..?ドキドキですよね

2つのアレンジパターンを演奏いただきましたが、テンポや選んだ様子によって同じ曲がこんなにも変化するのだと驚きでした。

3曲目は、ピアノによる猫のワルツ。
みなさん、子犬のワルツはご存じでしょうか??
そう、あのショパンが作曲した1曲です。小笠原さんにその一部分を演奏いただいたのですが、どこかでお聴きしたことがあるのではないかと思います。

今回演奏いただくのは、同じくショパンが作曲した曲ですが、有名ではないほうの動物のワルツとのこと。
そしてこの猫のワルツ、という曲名はショパン自身が名付けたのではなく後から楽譜屋さんが猫らしい曲!という理由でつけたのだそう。

猫のようにどこか気まぐれで優雅な1曲..!
が、これでは終わりません。
小笠原さんに、とくに猫らしいと思い弾いていた箇所を
紹介してもらうべく、もう一度その部分を演奏してもらいました。それをわかったうえで聴くとまた猫らしさが深まります。

どんなところが猫らしかったでしょうか?

4曲目も、マリンバによる動物をテーマにした曲。なんの動物が出てくる曲なのか想像しながら聴いてほしく
曲名は伝えずに、どのような楽器を使って演奏するのか黒田さんから紹介してもらいました。
風鈴や貝殻など、普段楽器としては見ないものばかりを使って演奏するそう。


演奏がスタート!会場全体が一気に黒田さんの奏でる音色へと引き込まれていきました。


この曲は、いったいどんな動物に関する曲だったのでしょうか?

演奏終了後に、曲名を発表!
「バードスケイプ」そう、さまざまな種類の鳥の情景を表現した1曲でした。

より情景を思い浮かべてほしいと思い作成したイメージ画像です
大群で飛んでいる鳥、1匹でたたずむ鳥、はたまたゲームのなかの鳥、、いろいろな鳥を表現していたそう

ここで少し、動物たちは休憩へ。5曲目は、YOASOBIの群青です。
ピアノとマリンバが群青を奏でます。

そして登場するのが、青いサイリウム
曲中は、参加者の皆さんにハンドクラップと合わせて2本ずつお配りしていたサイリウムを振ってもらうことに。
会場を包む息の揃った手拍子と、何本ものサイリウムが光り振られている様子は
さながらどこかのアリーナで開催しているライブのよう。
熱気あふれる1曲となりました。

6曲目は、スペインの作曲家/グラナドスによるゴイェスカス:恋するマホとマハたちという、ピアノの楽曲。
この曲では、うぐいすの鳴き声を表現している箇所が登場するそう。
それと同時に、同国のゴヤという画家の絵にインスパイアされた曲でもあるとのことで
少しですが、実際の絵もご紹介しました。


絵に対するイメージを持ちながらだと、曲を聴いているだけでは聴こえてこないことが
浮かんできたりしませんか??
会場が、ピアノの音色、ゴヤの絵、うぐいすの鳴き声にしっとりと静かに引き込まれた1曲でした。

そして最後は動物の謝肉祭より化石、という曲をお届け。
この曲では、さまざまな動物の骨の音を表現しているということで、参加者の皆さんには、石を使って演奏に参加していただくことに。
しかも、ただの石ではありません。
みかんぐみさんの皆さんに秋川で拾ってきてもらい、小笠原さん黒田さんにサインをいただいたものなのです!

秋川で石を拾ってくださる様子
コンサート開始前に石へとサインくださる小笠原さん黒田さん

こちらを皆さんに2つずつ配り、曲中のあるタイミングで叩いてもらいます。
黒田さんに、どうすれば良い音が鳴るのか?どこで叩くのか?レクチャーをしていただきながら練習も行い準備完了!
いざ本番です。

レクチャー中です♪
いざ!オレンジ色で囲まれたタイミングで石を叩こう!

石を叩くタイミングを揃えようと集中し、会場にいる全員で作った1曲。
忘れられない演奏となりました。

化石で最後の曲かと思いきや、、アンコールをもらい
いちばん最後に、みかんぐみさんのテーマソング「大丈夫だよ」を演奏しました。
みかんぐみさん代表の方にも、ギター&ボーカルで参加いただきました。

黒田さんはカホンという打楽器を演奏
参加者の皆さんは、ぐるぐるハッピーダンス!

演奏会後には、小笠原さん黒田さんとの撮影会を開催!
その場でお写真(チェキ)を現像し、お渡ししました。


ぜひ、みんなで叩いたサイン入り石と一緒に今日の想い出にしてもらえると嬉しいです♪

改めて、このような素敵なコンサート開催にあたり
お力添えいただいた小笠原さん黒田さんみかんぐみの皆さん参加者の皆さん
ほんとうにありがとうございました!
また、音楽をともに体感する日を楽しみにしています😊

またお会いしましょう~!

★プログラム★

・アンダーザシー (PF+Mari) 
・熊蜂の飛行(PF+Mari) 
・猫のワルツ(Pf)
・バードスケイプ(Mari) 
・群青(YOASOBI)(PF+Mari) 
・ゴイェスカス:恋するマホとマハたち(Pf)
・動物の謝肉祭より化石(PF+Mari) 
・アンコール:みかんぐみの歌「大丈夫だよ」

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パフォーマンスバンクではコロナ禍においても音楽の灯をを絶やさぬよう、引き続き様々な場所への生演奏による出張コンサートをお届けしています。


基本的な感染症対策に加え、演奏者と観客との距離を十分に確保することで、安心安全なコンサートを開催することができます。


また、ご要望に応じて、飛沫リスクの少ない弦楽器や打楽器などのコンサートもご提案させて頂いております。


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