みなさまこんにちは!コーディネーターの永井です。
新型コロナウイルスの影響で、パフォーマンスバンクでも長い間演奏会が出来ずにいましたが、本日久しぶりに演奏会を開催できることとなり、板橋区の高齢者施設様に行ってまいりました!なんと5か月ぶりの演奏会です!
まだまだ予断を許さない状況なので、感染予防のために様々な対策を行いながらの演奏会となりました。その対策なども踏まえ、レポートしていきますね(^^)/
事前準備
入館の前に、訪問者全員の体調不良や発熱がないことを確認し、マスクを着用して会場に向かいます。
施設の入り口では、非接触式の検温・手指の消毒・うがいを行いました。
また、施設のご担当者様とも相談のうえ、今回は30分の演奏会を2回行いました。
今まではご利用者様全員にお集まり頂いての45分前後でのコンサート開催を基本としていましたが、観客席の密を防ぐための対策として少し短めの時間で2回に分けて演奏会をするという形とさせて頂きました。
控室でもウォーミングアップの時以外はマスクを外さないようにしながら準備をして、早速演奏会スタートです!
演奏レポート
今回の演奏は、トランペットとホルンの2重奏です♩
通常、金管楽器だと5重奏などで演奏会をすることも多いのですが、今回はなるべく最少人数ということで、デュエットの編成での演奏をお願いしました。同行するスタッフも私1名のみ。久しぶりのコンサートに心が湧き立っているスタッフも多かったのですが、人数を最小限にして少しでもリスクを減らしました。
ちなみに、ヤマハで管楽器の演奏中の飛沫可視化実験をされたみたいですよ。
この実験によると、管楽器は演奏中にほとんど飛沫が飛んでいないようですね。
トランペットとホルンの2重奏は初めて聴きましたが、トランペットの明るい音色とホルンの柔らかい中低音がぴったりで、とても心地よくて素敵でしたよ~!
客席と演奏者さんとの間も、十分に距離をとっての演奏です。
まず1曲目は「星影のエール」
今放送されているNHKの朝ドラ「エール」のテーマソングです。
久しぶりの生演奏ということで、観客のみなさんもとても楽しそうに聴き入っておられました。
その後も、どこかで一度は聴いたことのある「エンターテイナー」や、クラシックから「アンダンテ・カンタービレ」など、楽しい音楽が続きます。
お二人ともMCもとてもお上手で、楽器紹介では楽器の成り立ちや豆知識などもお話いただき、とてもおもしろかったですよ~(*^^*)
また、MCではマイクを使用して喋ることで、少しでも飛沫が飛ばないように配慮しました。
終盤には、坂本九さんの「心の瞳」も演奏いただきました。世界的にも大変な状況の中で、ぜひこの曲を届けたいとの想いで選曲されたとのこと。やさしいメロディーと想いが伝わってきて、私自身もとても感動しました。やっぱり音楽ってすばらしいし、生演奏ってすばらしい…( ;∀;)
そしてアンコールは、榊原郁恵さんの「夏のお嬢さん」
この季節にぴったりの爽やかな曲で、演奏会の締めくくりとなりました!
コーディネート後記
個人的にも生演奏を聴いたのはかなり久しぶりだったので、とても感慨深い演奏会となりました。観客のみなさんの嬉しそうなお顔も、とても印象に残っています。
新型コロナウイルス感染拡大についてはまだまだ気が抜けない状況ですが、これからも、出来る限りの安全対策を講じた上で演奏をお届けできればと思います。
演奏者のみなさま、施設のみなさま、本当にありがとうございました!
プログラム
星影のエール
エンターテイナー
アンダンテカンタービレ(チャイコフスキー)
目覚めよと呼ぶ声あり(バッハ)
糸
心の瞳
(アンコール)夏のお嬢さん
生演奏を呼んでみませんか?
パフォーマンスバンクではコロナ禍においても音楽の灯をを絶やさぬよう、引き続き様々な場所への生演奏による出張コンサートをお届けしています。
基本的な感染症対策に加え、演奏者と観客との距離を十分に確保することで、安心安全なコンサートを開催することができます。
また、ご要望に応じて、飛沫リスクの少ない弦楽器や打楽器などのコンサートもご提案させて頂いております。
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