【訪問演奏】木管五重奏の温もりに包まれて 親子でくつろぐ日曜コンサート

2024年3月24日に埼玉県の子育て支援施設で親子で参加できる生演奏コンサートが開催されました。

0〜3歳のお子さんとそのお父さんやお母さんが参加し、参加者は2公演合わせて30組を超えました。

演奏者は木管五重奏『Primevere』(プリムヴェール)の皆さん。写真の左から田中美紅さん(フルート)、山道裕子さん(クラリネット)、土屋陽平さん(クラリネット)、山﨑璃子さん(ファゴット)、岩渕尚子さん(イングリッシュホルン)です。

primevereという言葉はフランス語でサクラソウという意味。『Primevere』の皆さんは埼玉県を中心に活動していることから、埼玉県の県花であるサクラソウの名をグループ名に選んだといいます。

見た目も音も違う4種類の木管楽器。まずはそれぞれの楽器を聴き比べてみます。さあ、どんな音色が聴こえてくるかな?

音色の聴き比べができたら、ついに合奏です。耳を澄ますと、ほら、それぞれの楽器の音色が聴こえてくるよ。

演奏されたのは『ピクニック』『ジャンボリーミッキー』『幸せなら手をたたこう』など一緒に口ずさんだり、体を動かして参加できるもの。『思い出のアルバム』などしんみりと聴き入ってしまうようなもの。お子さんはもちろん、お父さん、お母さんも一緒に楽しめるプログラムでした。

それぞれの曲に合わせて、生演奏ならではの会場の一体感を味わえる仕掛けが登場します。『ジャンボリーミッキー』は、参加者の皆さんの「ジャンボリーミッキー!!」との掛け声に合わせて演奏がスタート。

『幸せなら手をたたこう』は、歌詞に合わせて手を叩いたり、足踏みをしたり、肩を叩いたり、頬を叩いたりと全身を使って曲を表現しました。

木管楽器の温もりある音色がちょうどよい子守唄になったのでしょうか。スヤスヤと”寝落ち”してしまうお子さんも。音楽がもたらす一体感は、何かを強制したり制限するものではなく、個々を受け入れて包み込むものだと感じました。

演奏後、会場を出る参加者の皆さんを『Primevere』の皆さんがハイタッチをしながら見送ります。親御さんからは「子どもに生演奏を聴かせることができて良かった」「親子の時間が取れた」とお子さんと一緒に参加できたことを喜ぶ声が多く聞かれました。

生演奏の場が、日々の仕事や育児の忙しさから離れるひとときとして、また親子の思い出づくりのきっかけとして定着していくとよいと思います。

目次

プログラム

ピクニック

童謡メドレー

ジャンボリーミッキー

思い出のアルバム

幸せなら手をたたこう

サンサン体操

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