【奏者インタビュー】マンドリンアンサンブル ぴあせボーレ♪さんとのお話が楽しすぎました!

こんにちは!コーディネーターの永井です♪

 

今回は、PBの素敵な奏者さんのことをもっと知りたい!知ってもらいたい!ということで

とある奏者さんへのインタビューをお届けします♫

 

今回の奏者さんは…

マンドリンアンサンブル「ぴあせボーレ♪」の

増田美奈子さん、山路茉央さんです!

左から、山路茉央さん・増田美奈子さん

 

板橋区の老人ホームでの演奏会を終えた後に、近くのカフェでインタビューさせて頂きました!

※ちなみに、演奏会の様子はこちら⇒https://p-bank.org/entry/2019/05/26/【訪問演奏】癒しの音色%ef%bc%81この丸くて可愛い弦楽

 

とっても仲の良いおふたりで、笑いの絶えない楽しいインタビューとなりましたよ~!

楽器のことから、お二人のことまで色々聞いてきましたので必見です(^^)/

それではスタート♬

 

マンドリンを始めたきっかけ

―マンドリンを始めたきっかけはなんですか?

(増田さん) 中高の部活がきっかけです。なにか音楽系の部活に入りたくて、学校に音楽系の部活であったのが、吹奏楽部と合唱部とマンドリン部だったんです。吹奏楽と合唱ってよくある感じじゃないですか。だけど、マンドリンってそれまで知らなかったんです。知っていることをやるよりも、何か知らないことを始めたいなと思って、マンドリン部に入ったらハマっちゃいました。

―それまでに他の楽器とか音楽はされてたんですか?

(増田さん) ピアノはずっと習ってて、小学校の時は吹奏楽でトランペットをやっていました。母が歌をやっているので、歌は習ってはいないですが、家でよく歌ってました。

 

※インタビュー前の移動中に話していたところ、増田さんは音大の声楽科に通われていることが判明!インタビュアーの永井も同じく声楽をしているので、声楽の話で大いに盛り上がりました(笑)

 

―歌をはじめたきっかけは?

(増田さん) 実は、最初は真面目に全然やってなくて。大学を音大へいこうと思ったときに、ピアノは全然行く技術もないし、その時高1だったので、今から勉強が間に合うのは歌かな、と。マンドリンで大学に行こうかとも考えたのですが、マンドリンの学科がある大学って関西にしかないんですよ。去年、洗足音大にマンドリン科が出来たのですが、私が受験の時は無くて。わざわざ関西に行くよりは、せっかく東京にいるので歌で音大にいこうと思って歌にしました。

―ピアノに歌にマンドリンに、増田さんはマルチプレイヤーですね!

 

―山路さんはいかがですか?

(山路さん) 私は、もともと中学まではマンドリンは全然知らなくて、入学した当時は、小学校の時からずっと書道をやってたので、書道部にでも入ろうかなと思っていました。でも書道部を見学したらいまいちで(笑)

―そうだったんですね(笑)

(山路さん) なんかちがうなーってなって(笑)どうしようかな、と思っていたら、入学式の時に、マンドリン部が会場で少人数で演奏をしていたんですね。入場の時のBGMをずっと演奏していたんです。演奏を聴いていて、始めはずっとCDかな?と思うくらいすごくキレイな音で、ふと横をみたら弾いてるー!とびっくりして。何この楽器?と思って、はじめてその時にマンドリンを知りました。すごくいいなと思って、友達と一緒に部活の見学に行きましたね。もともと音楽は好きな方だったので、全然考えてなかったけど、マンドリン部も良いかもしれないな、と思って入ったのがきっかけです。

―それまでになにか音楽はしてたんですか?

(山路さん) 習い事として、3歳くらいのときにエレクトーンを始めて、小学校1年生くらいまでやってて、1年生から5年生くらいまではピアノをやってました。受験のためにやめちゃって、今は全然弾けないんですけど。だから楽譜は読めるし、音楽もすきなので、マンドリン部に入りました。

―書道部はいまいちだったんですもんね(笑)

(山路さん) いまいちでした(笑)でも書道は習い事でずっと続けています。部活では音楽をやろうと思って、マンドリン部に入りました。

 

インタビュー中♬

 

二人の出会い

―では、おふたりの出会いは?

(増田さん) 部活ですね。中1のときに、マンドリン部の同じパート(ファースト)で出会いました。

―二人は同い年?

(増田さん) そうです。

―じゃあ、同じ新入生・新入部員として出会ったんですね~

(山路さん) そうです。それからずっとね!

(増田さん) ね~!

―めっちゃ仲良いですよね!今日も演奏をみていて、演奏中にふたりが目をあわせてニコニコしているのがとても素敵でした!

(山路さん) あれは演奏を間違えたときですね~(笑)

―そうなんですか!?全然わからなかった~

(山路さん) 間違えちゃって、あ、やばーい(笑)みたいな感じでした(笑)

―え~!聴いてて全くわからなかったですし、2人とも音楽たのしんでるな~っていう雰囲気でしたよ!

(山路さん) それなら良かったです(笑)

この日の訪問演奏の様子♬

 

マンドリン歴について

―話をもどして(笑)それでは、マンドリン歴は?

(増田さん) 9年目ですね。中1の時からなので。

(山路さん) 今大学3年生なので、そうですね。

―今使われている楽器は、ご自身の楽器なんですか?

(山路さん) そうです!中1の時に買った楽器です。

―増田さんは楽器を2台お持ちですが、2台ともご自分の楽器なんですか?

(増田さん) (小さいほう)これは、同じぴあせボーレのメンバーの楽器を借りています。(大きいほう)こっちは自分の楽器で、2代目です。

―そうなんですね~

 

―マンドリンの演奏方法は、部活で習ったんですか?

(増田さん・山路さん) そうですね。

―先生に習ったんですか?

(山路さん) 先輩から習いました。持ち方から、、

―そうなんですね!どれくらいの期間で弾けるようになるものなのですか?

(増田さん) 4~5月に入部して、最初の演奏会が8月にあるので、3~4か月かけて、ある程度弾き方と、1曲一応弾けるようになるんですけど。

(山路さん) その時点で弾けてるといえるかはわからない程度ですけどね(笑)一応演奏会に出れるくらいにはなります。

 

マンドリンの魅力

―2人が思う、マンドリンの魅力は?

(増田さん) 例えば吹奏楽とかって、外で演奏しても音が飛んで大きい音量が出るんですけど、マンドリンはそんなことは全然なくて、屋外だと楽器の音が小さくて聴こえないことが多いんです。でも逆に、さっき演奏したみたいな室内にすごく向いていますね。

また、さっき演奏した施設の方も言ってくださいましたが、本当に心が洗われる音色というか、そういってくれる人が多いですね。私も最初に聞いた時にそう思ったので、この音色は、マンドリンならではかなって思います。

あと、これはヴァイオリンとかも一緒なんですけど、こうやってアンサンブルとかオケとかで弾いて、みんなで演奏を楽しめるっていうのが私にはすごく魅力でした。歌って一人で演奏することも多いじゃないですか。こうやって何人かで楽しめるのは魅力でした。

 

―今日は2人での演奏でしたが、また人数が増えると新たな楽しみがありそうですね。

(増田さん) 人数が増えると、新たな人との出会いがあったり、そういうのがいいなって私は思いました。

 

―山路さんはいかがですか?

(山路さん) 私はやっぱりマンドリンの音が好きで、他の楽器にはない、マンドリンだけの音色、さっき話にでましたが、心癒されるようなこの音色がすきです。アンサンブルだと今日の演奏みたいな感じなのですが、オーケストラになったときは、ギターや他の楽器も加わったりして、もっと迫力があって、アンサンブルとは違った感じになります。

―へー!ギターも入るんですね!聴いてみたいな…

(山路さん) ぜひ聴いてほしいです!

―マンドリンだけじゃなくて、他の楽器も入るんですね?

(増田さん) 他の楽器も入りますね。通常のオーケストラのファーストバイオリン、セカンドバイオリンみたいな感じで、ファーストマンドリン、セカンドマンドリンがあって、ビオラ的なのがマンドラ、もう一回り大きいマンドロンチェロが、チェロみたいな役割で、ギターは伴奏隊みたいな役割で、コントラバスが加わることもあります。

(山路さん) フルートが入ったりすることもあります。なので、マンドリンオーケストラだとまた全然違った感じになるんですよ。

―マンドリンオーケストラで演奏するのはどんな曲なんですか?

(増田さん) マンドリンのオリジナル曲ももちろんあるんですけど、ヴァイオリンとかよりはレパートリーもすごく少ないですね。ヴァイオリンとマンドリンは音域が同じなので、ヴァイオリンの曲をマンドリンにアレンジすることも多いです。G・D・A・E(4本の弦の音)が同じなんですよ。なので、ヴァイオリンの曲をそのまま弾けるので、それこそオペラの序曲だったり、クラシックの曲も全然できます。

(山路さん) 色んな曲が弾けますよ。

―ヴァイオリンのオーケストラとは全然違った感じになりますよね?聴いてみたい!Youtubeとかででてきますか?

(増田さん) でてきますよ!

―聴いてみます!

(山路さん) ぜひぜひ!

 

※その後、Youtubeでマンドリンオーケストラを聴いてみました。思ったより迫力があって、人数が増えるととてもファンタジックな響きで、とっても素敵でした!みなさまもぜひ聴いてみてください!

 

ユニット名の由来について

―個人的にもとても気になっていたのですが、「ぴあせボーレ」さんのユニット名の由来は何ですか?

(増田さん) 私たちのモットーとして、自分たちが弾いてて、自分たちも楽しめるし、聴いてる人にも楽しんでもらいたいなと思っていて。演奏技術とかよりも、楽しんでもらうのが一番だと思って演奏しているんですね。

そして、マンドリンはイタリア生まれの楽器なのですが、イタリア語で「楽しい」という言葉が「ピアチェボーレpiace vole」というんです。なので、それを少し日本語っぽくして「ぴあせボーレ」と名付けました。

―そうだったんですね!可愛い!

 

―「ぴあせボーレ」って字の感じも可愛いですよね。ぴあせがひらがなで、ボーレがカタカナで。

(山路さん) たまごボーロ的な?(笑)

―そうなんだ!?

(山路さん) いや、今思いつきました(笑)

【一同爆笑】

―たしかにたまごボーロ的な柔らかい感じがありますよね(笑)

 

演奏活動について

―ぴあせボーレさんは、パフォーマンスバンクの訪問演奏の常連さんですが、今までどれくらい演奏に行かれましたか?

(増田さん) 自分たちは、2か月に1回は演奏に行こうと思っていて、でも大学生なので、夏休みや春休みの時には、1か月に1回とか行けたらいいねという感じで活動しています。私たちが1年生の時の9月に始めたので、2年半くらいですね。

(山路さん) でも最近はみんな忙しくてメンバーが集まらなくて。始めは7人くらいで演奏できていたんですけど…

―今日は2人という少人数アンサンブルでしたが、十二分に聴かせられるくらいの実力ですものね!

(山路さん) 少人数の方が合わせやすいんですよ~

―そっか!少ないほうが合わせやすいんですね~

 

―いつもどんな所で練習しているんですか?学校とか?

(山路さん) カラオケとかですね。みんな学校も違うし…

―場所と時間を合わせるのも大変そうですよね!

(山路さん) そうですね!練習といっても、結構喋ったりもしちゃいます(笑) 普段あんまり会えないので、しゃべりたくなっちゃう(笑)

―久々に会うと楽しくなっちゃいますよね(笑) でも、きっと仲が良いからこそ良い演奏ができるんですね~

 

―今までの訪問演奏で楽しかった回とか、印象に残ってる回はありますか?

(増田さん) 多分、今日がいちばんです!

―ほんとですか!?

(増田さん) いつもはMCを自分たちでやってるんですけど、結構精一杯で。今日はMCをやっていただいたので、自分たちは演奏に集中してすごく楽しめました。施設の雰囲気もよかったし。

(山路さん) 今日やった手遊びとかは、自分たちじゃなかなかできないので。

※この日の演奏会では、インタビュアーの永井が、MCと曲に合わせた手遊びを担当させていただきました。

―そっか、楽器弾いてますもんね~。え~うれしいです。

(増田さん) 本当にありがとうございます。

―とんでもないです!こちらこそ素敵な演奏をありがとうございます!

 

普段聴く音楽は?

―普段はどんな音楽聞いてますか?

(山路さん) 私けっこうバンド系が好きなんですよ。色々聴くんですけど、知ってるかな?最近は、King Gnuとか、「白日」っていう曲が最近よく流れてるバンドです。あとは、THE ORAL CIGARETTESとか、、友達がめっちゃ好きっていうのもあって、はまってます。

―そうなんですね!すみません、両方知らないですね…

(山路さん) あとは、Mrs. GREEN APPLEとか!

―Mrs. GREEN APPLEはわかります!

(山路さん) すごくよく聴いてて、今度初めてライブに行くんです!っていうどうでもいい情報(笑)

―そうなんですね!初ライブってめっちゃテンション上がりますよね!

(山路さん) そうなんです!友達に誘ってもらって!ほかにも色々聴きますね~。

―マンドリンの曲は聴くんですか?

(山路さん) 普段はマンドリンの曲はあまり聴かないですね。

―お話を聞いてると、男性ボーカルが好きな感じですかね?

(山路さん) そうですね~。テンションあがる曲が好きです。曲を聴いて、一人でテンションあがってます(笑)朝とか、電車の中とか、勉強してる時も、静かな曲よりもテンション高い曲を聴きますね~。WANIMAとかわかりますか?

―わかります!

(山路さん) そういうのも聴きますね!

―勉強中も?

(山路さん) そうですね~!じゃないと眠くなっちゃう(笑)上げてかないとって感じです!

―そうなんですね!普段はこんな癒しの音色を演奏してるのに意外です(笑)

(山路さん) たしかに(笑)

―勉強中にマンドリンを聴いてると、眠くなっちゃいそうですもんね(笑)

(山路さん) すぐ眠くなっちゃうんで(笑)

―癒されちゃいますもんね(笑)

(山路さん) 演奏会とかだとマンドリンもよく聴きますけど、普段はこんなかんじですね~。カラオケとかでもガンガン歌うかんじです。

―そうなんですね~!意外でした!増田さんはいかがですか?

(増田さん) 私は、(声楽の)レッスンでいっぱい曲をもらうじゃないですか。1週間で譜読みしなきゃいけなかったり。なので、普段からレッスンでもらった曲を聴いて、自分に入れていますね。で、レッスンでまた新しい曲をもらったら1週間それを聴いて、レッスンに臨むという感じです。

―そうなんですね~。勉強熱心ですごいです!

(増田さん) なので、好きで聴いてるというよりはレッスンのためにという感じなんですけど(笑)

―じゃあ普段はクラシックの声楽曲が多いんですね。マンドリンは聴きますか?

(増田さん) マンドリンも、聴きたいときには聴くんですけど、私、何かしながら音楽を聴くというのが逆にダメで。聴くのに集中しちゃうので、勉強とかも手が止まっちゃうし、歩く時も歩くの止まっちゃうし、

―そうなんですか!?

(増田さん) 歩くの忘れちゃうみたいな(笑)

(山路さん) そんなに音楽に入り込めるのがすごい!

(増田さん) 歩けてても、曲がるの忘れちゃうとか(笑)

―曲がるの忘れちゃうんだ(笑)

(増田さん) なので、聴くときは聴く、という感じですね。

―BGMを流すことが無いんですね。

(増田さん) そうですね~

(山路さん) 私なんか、電車で寝ながら聴いてるよ(笑)

―激しいバンドを(笑)

(山路さん) それでも全然寝てるからね!(笑)

【一同爆笑】

(山路さん) 仲良いんだけど、こういう所は全然違うんです(笑)

 

これからの演奏活動について

―では最後に、これからどんな演奏をしていきたいですか?

(山路さん) 今日の演奏でも最後2曲は一緒に歌ってもらったんですけど、普段施設の人たちがどんな曲を歌ってるのかがあまりわからないんですね。「川の流れのように」とか「上を向いて歩こう」とか定番の曲はよく演奏するんですが、そういった曲のレパートリーを増やしたいなと思っています。一緒に歌ったり、手拍子してもらったりできる曲ですね。

―もっと双方向型というか、参加型の曲を増やしていきたい感じですかね?

(山路さん・増田さん) そうですね!

―そうなるとさらに楽しい演奏会になりそうですね!私たちPBもぜひ協力させて頂ければと思います!

 

おわりに

―では以上でインタビューを終了させていただきますね。

(山路さん) なんか、全然ふざけた感じでしたけど大丈夫でしたか?(笑)

―全然!素のお二人がみれてとても良いインタビューができました!お話めっちゃ楽しかったし(笑)

(山路さん) なら良かったです(笑)

(増田さん) ありがとうございました!

(山路さん) ありがとうございました!

―こちらこそ本当にありがとうございました!

 

 

とにかくお二人が本当に仲が良くて、マンドリンの音色にも癒されましたがお二人のキャラにも癒されました(*´ω`)

学校も違って演奏活動を続けるのは大変だと思うのですが

この仲の良さが、良い演奏を続けていくための秘訣なのかな、と感じました。

これからも、どんどん活躍して頂きたいですね!

ぴあせボーレ♪の増田さん・山路さん、本当にありがとうございました!!!

 

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