2024年8月18日、板橋区の高齢者向け施設でトロンボーン三重奏による演奏会が開催されました。
会場には施設を利用されている方50名ほどが集まり、広い会場を埋め尽くす賑わいとなりました。
演奏者は『トロンボーントリオMJK』の皆さま。
メンバーは、鈴木克さん、宇津木仁さん、川田慶子さん。
お互いにメンバーのファースト名「まさる」「じん」「けいこ」で呼ぶことが多いことから、その頭文字「M」「J」「K」をつなげた『MJK』をユニット名としたとのこと。
ファースト名で呼び合うと自然と距離が近くなりますよね。『MJK』の皆さんの和気あいあいとした雰囲気の秘訣かもしれません。この日は専属司会の石躍有美さんも一緒に会場を盛り上げました。
演奏はアメリカ民謡『聖者の行進』から始まり、19世紀半ばのアメリカを代表する作曲家スティーブン・フォスターの名曲が続きます。
アメリカの雰囲気を味わった後は、会場の皆さんもTVや映画で親しみがあるであろう『いつでも夢を』『笑点のテーマ』『また逢う日まで』の懐メロ名曲。演奏が始まると客席から歌声が沸き起こります。
トロンボーンによる演奏で、聞き慣れた曲を一味違った響きで楽しむことができました。
トロンボーンは金管楽器としては珍しく、ピストンではなくスライド管で音を変える楽器。管は途中で折り返す作りになっており、マウスピース(口元のベル部分)からの全長は270センチほどに達します。
この長い管を伸ばしたり縮めたりして音を変えるので、演奏中の動きが必然と多くなり、視覚的にも華やかな演奏が楽しめます。
演奏後、客席から「また来て」という声がかかるほど、短い時間で利用者の方との距離を縮めた『MJK』の皆さん。
名残惜しさもきっと思い出になれと思うアットホームで楽しいひとときでした。
演奏曲目
聖者の行進
フォスターの名曲より
ケンタッキーの我が家
草競馬
夢路より
TV、映画の曲をトロンボーンで♪
いつでも夢を
笑点のテーマ
また逢う日まで
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