【訪問演奏】どうする?コロナ対策~生演奏を成功させる新形式コンサート~

こんにちは!コーディネーターの田中です。先月に引き続き、9月も新しい生活様式の下でコンサートを開催しました!

台風10号が去った後の9月13日、板橋区にある高齢者施設にて、luana(ルアナ)さん(ホルン四重奏)による演奏です。

施設職員の方々や演奏者の方にご協力いただき、感染対策のポイントを押さえた上で、安心・安全にコンサートを開催することができました。

コンサートの感染対策は?

具体的な感染対策は大きく5つ。

①マスクの着用(演奏者の方はコンサート中のみ外し、同行スタッフは常時装着)

②入館時のアルコール消毒・検温(非接触式)・手洗い・うがい

③入館者情報の記録(氏名、体温など)

④密を避けるため、2会場での分散開催

⑤ステージ~客席最前列の距離を2m確保

 

③の入館者情報の記録は、万一の場合、すぐに対応することができるので重要なリスク管理術ですね。ちなみに、今回は同行スタッフと奏者さん全員分の記録を行いました。

”luana”に込められたメッセージ

ところで、「luana」はハワイ語で「皆で楽しむ、くつろぐ、リラックスする」という意味を持っていることから、音楽で癒しを届けたいという思いでバンド名に選んだそうです。コロナ禍で心が疲れがちな今、前向きになれる素敵な言葉ですね。

ホルンの気になる豆知識

luanaさんはホルン四重奏。ホルンといえば、カタツムリのような形に巻かれた長~い管が特徴ですが、いったい管の全長はどのくらいなのでしょうか?

そんな素朴な疑問にしっかりと答えてくれるのがluanaさん。

ホームセンターで買えるホースとろうと(漏斗)をつなぎ合わせて、簡易版ホルンの出来上がり!

このホースを伸ばしていくと、、、

なんと、3m70㎝ほどになります。また、本物のホルンにはレバーが3つあり、このレバーを押すことでさらに管が開放され、最大約5m10㎝もの長さになります。3m以上も息を通すだけで大変そうですが、音ができるまでに長~い道のりがあることを知ると、1音の重みが変わってきますね。

 

ホルンについての豆知識がもう1つ。ホルンの後ろに向いているベルの由来です。

ホルンは狩猟民族が用いた角笛が発端で、馬に乗りながら後ろの仲間に信号や合図を送りやすいように、ベルが後ろ向きにつくられたそうです。

管だけでなく、歴史も長い楽器なのですね。勉強になりました!

ホルンの名前は有名なのでよく知られていると思いますが、管の長さには皆さん驚かれたようです。

新しい生活様式で、生演奏をすべての人に

「笑点」のテーマソングのような賑やかな曲から「見上げてごらん夜の星を」のようなしっとりとした曲まで、さまざまな雰囲気を楽しめるプログラムは大好評!

中でも「見上げてごらん夜の星を」は人気曲なようで、演奏に合わせて合唱が静かに響いていました。

新しい生活様式ということで、お客さんとの距離が普段より少し離れていたものの、これまでと変わらず会場には笑顔が広がりました。離れていても、心は一つ。ソーシャルディスタンスを守り、生演奏で心の輪をつなぎましょう!

プログラム

・笑点
・月
・うさぎ
〔楽器紹介〕
・狩人の合唱
・高校3年生
・見上げてごらん夜の星を
〔アンコール〕365歩のマーチ

生演奏を呼んでみませんか?

生演奏を呼んでみませんか?

パフォーマンスバンクではコロナ禍においても音楽の灯をを絶やさぬよう、引き続き様々な場所への生演奏による出張コンサートをお届けしています。


基本的な感染症対策に加え、演奏者と観客との距離を十分に確保することで、安心安全なコンサートを開催することができます。


また、ご要望に応じて、飛沫リスクの少ない弦楽器や打楽器などのコンサートもご提案させて頂いております。


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