【体感型芸術コンサート】１つの物語を通して体験する音楽の世界

2023 1/03

2022年12月11日 2023年1月3日

みなさん、こんにちは！日増しに寒くなってまいりました。
街はイルミネーションが施され、クリスマスの雰囲気が漂っていますね。

今回は12月11日（日）に杉並区の養護学校で開催されたクリスマスコンサートの様子をお届けします。

演奏してくださったのはホルン四重奏luanaの皆様です！

今回のコンサートは、音楽を聴きながら身体を動かす/音楽をアートで表現するなど音楽を全身で感じ、自ら表現いただく「体感型芸術コンサート」です。
１つの物語を通して、「鑑賞」「表現」を体感していただきました。

劇のタイトルは「モモちゃんと森のクリスマス〜サンタクロースへの届け物〜」。
主人公モモちゃんが、ホルン吹きのカタツムリでんでん君と、町の子どもたちから預かったサンタさんへの手紙を届けるため、サンタさんのお家探しに行く物語です。

〜鑑賞〜ホルンってどういう楽器？

ホルンを初めて見たモモちゃん。でんでん君からホルンという楽器について教えてもらいます。

ホルンの歴史について

でんでん君「ホルンはもともと狩りで使われていたんだ！」
モモちゃん「狩りで！？いったいどんな風に使われていたの？」
でんでん君「馬に乗りながら狩りをしていた時、獲物を見つけるとホルンを吹いて後ろにいる仲間に教えていたんだ。」

ホルンの管の長さについて

でんでん君「実はこのホルンという楽器は一本の管で出来ています！この管を伸ばすとどのくらいの長さになると思う？」
モモちゃん「えっ！どのくらいだろう・・・」

でんでん君「正解は3.6mでした！3.6mは伸ばすとこのくらいの長さになるよ」
モモちゃん「わあ！長いね！」

〜鑑賞〜でんでん君のテーマソング見つけられるかな？

ホルンを演奏しながら旅をしているでんでん君。旅してきた場所を、でんでん君のテーマソングに乗せて紹介してくれました。

でんでん君のテーマソングは、「で〜んでん、む〜しむし、か〜たつむり」。

オーストリアの街で聞いたワルツ、教会から聞こえてきた鐘の音色、そこで行われていた結婚式、、場所に合わせて、テーマソングをアレンジして演奏してくれました。

でんでん君のテーマソング、見つけられたかな〜？

〜鑑賞〜本物のでんでん君はどっち！？テーマソングの聴き比べ

サンタさんのお家へ向かう途中、でんでん君が足を滑らせ、泉の中に落ちてしまいました。
泉を覗き込むと泉の女神様が現れ、モモちゃんに問います。
泉の女神「あなたが落としたのは金のでんでん君ですか？それとも普通のでんでん君ですか？」
モモちゃん「え、でんでん君が２人も・・！？どっちが本物か見分けがつかないよ」

本物がわからないモモちゃんは、「で～んでん、む～しむし、か～たつむり」のテーマソングを２人のでんでん君に演奏してもらい、観客の皆様にどっちが本物か助けを求めました！
まずは金のでんでん君に演奏してもらいます。