こんにちは!パフォーマンスバンクの飯島です。
老人ホームでみなさんのお歌に合わせ、「花は咲く」ですとか「川の流れのように」をピアノで演奏することをいつも楽しみにしています。
私含めピアノ奏者にとっては、楽器が「グランドピアノ」か、「アップライトピアノ」、「電子ピアノ」、「キーボード」なのかかがとても気になります。
なぜなら、ピアノの種類によって奏者は弾き方を変える必要があるからです。
参考:ピアノのイメージ
◆キーボードの演奏は難しい
特にキーボードはタッチが強くても弱くても同じ音量の音がでる(※)ため、音量での表現ができません。
また、ペダルもないために音を響かせる事ができません。
なのでキーボードでの演奏は表現方法にしばりがある演奏になり、とても難しいのです。
(※)タッチの強さにより、3段階等、音量を変える事ができるキーボードもありますが、ピアノのように音量を繊細に表現する事はできません。
◆キーボードと電子ピアノの見分け方
とはいえピアノ奏者ではないレク担当の方はキーボードと電子ピアノの見分け方が難しいと思います。
では、キーボードと電子ピアノはどのように見分けたらよいのでしょうか。下記3点で簡単に見分ける事ができます。
①キーボードは板の上に鍵盤が並ぶ
キーボードは字のごとく、【板】のうえに鍵盤が並びます。
一方電子ピアノは棚程度の大きさがあり、場所をとります。
②ペダルのありなし
キーボードにはペダルがありません。
電子ピアノにはペダルがあります。
③鍵盤が光るのはキーボード。
キーボードはピアノ初心者用の鍵盤が光る機能がある事がありますが、電子ピアノは鍵盤が光る機能はありません。
参考:キーボードのイメージ
◆施設でのピアノ選び
では、施設はどういった種類のピアノを選ぶのがよいのでしょうか。
・電子ピアノがオススメ
パフォーマンスバンクではメンテナンスがあまり必要なく、表現に幅をもたせることができる電子ピアノをオススメしています。 なぜならばキーボードですと上述のとおり、音楽の表現に制約ができてしまうからです。
一方グランドピアノ、アップライトピアノの中には弦があり、それをハンマーでたたく構造になっているため、毎年調律(メンテナンス)が必要となり、ランニングコストが万単位で発生するからです。
・どれくらいのお値段の電子ピアノがよいのか
金額的には5-10万程度のものをオススメしていますが、中古でしたらもっと金額を下げる事も可能です。
パフォーマンスバンクには、ピアノと施設での演奏を熟知したスタッフが在籍しています。 もしこれはキーボードなのか、ピアノなのかわからない、ピアノ選びに悩んでいる事等があればお気軽にご相談ください。
生演奏を呼んでみませんか?
パフォーマンスバンクではコロナ禍においても音楽の灯をを絶やさぬよう、引き続き様々な場所への生演奏による出張コンサートをお届けしています。
基本的な感染症対策に加え、演奏者と観客との距離を十分に確保することで、安心安全なコンサートを開催することができます。
また、ご要望に応じて、飛沫リスクの少ない弦楽器や打楽器などのコンサートもご提案させて頂いております。
演奏を依頼する