【訪問演奏】音楽がきらめく、冬のクリスマス演奏会

2025年12月21日(日)、埼玉県の介護施設にて、友人会サクソフォン四重奏団さまによる約45分のクリスマスコンサートが開催されました。

友人会サクソフォン四重奏団のみなさま

開始時間が近づくにつれ、会場にはたくさんの利用者様が集まってこられました。
クリスマスの帽子やカチューシャを身につけ、笑顔で会話を楽しまれる姿から、会場全体にわくわくした雰囲気が広がっていました。

司会の合図とともに、武蔵野音楽大学「友人会サクソフォン四重奏団」の皆様が入場。
大きな拍手に包まれながら、オープニング曲「オー・シャンゼリゼ」が演奏されました。自然と口ずさむ方や、会場全体で手拍子が起こり、まさにクリスマス会の幕開けにふさわしい、明るく楽しいスタートとなりました。

演奏の合間には、四重奏団お一人おひとりの自己紹介があり、利用者様との温かな交流の時間も設けられました。
和やかな雰囲気の中、続いて演奏されたのはサックス四重奏曲「ジャンジャン」。
ソプラノ・アルト・テナー・バリトン、それぞれの音色が生き生きと掛け合い、軽快で親しみやすいメロディが会場を包み込みました。
手拍子をしたり、体を揺らしたりと、思い思いに音楽を楽しまれる様子が印象的でした。

次に演奏されたのは、雰囲気を一変させる「クリスマスメドレー」。
クリスマス会ならではの選曲に、会場はこの日一番の盛り上がりを見せました。
「きよしこの夜」では、演奏に合わせて口ずさまれる利用者様の姿も見られ、心に静かに響くひとときとなりました。
施設スタッフの方やご家族様もリズムに身を委ね、会場全体が一体となって音楽を楽しんでいる様子がとても印象的でした。

温まった会場で、最後に演奏されたのは「モンスターズ・インク」と「美女と野獣より ひとりぼっちの晩餐会」。
「もう終わってしまうの?」「もっと聴きたい!」という思いが込められた大きな拍手の中、演奏が始まりました。
サックスならではの豊かな響きと、強弱のある表情豊かな音色が、物語の世界観を鮮やかに描き出していました。

演奏終了後には、割れんばかりの拍手とともに「アンコール!アンコール!」の声が。
その声に応え、アンコール曲として「アヴェ・マリア」が演奏されました。
静かに聴き入る方、口ずさむ方、それぞれの形で生演奏を味わい、音楽が心に届いていることを感じる瞬間でした。

演奏会が終わると、涙を流して感動される利用者様、満面の笑顔で「ありがとう」と伝えてくださる方など、たくさんの素敵な表情を見ることができました。
今回の演奏会を通して、音楽が人の心を温かくつなぐ力を改めて感じることができました。

素晴らしい演奏を届けてくださった友人会サックス四重奏団の皆様、そしてこのような貴重な機会をくださった施設の皆様に、心より感謝申し上げます。
サックスの力強くも美しい音色が、皆様にとって素敵なクリスマスの思い出となっていましたら幸いです。

Happy Holidays 🎄✨

ーーー

オーシャンゼリゼ

サクソフォン4重奏曲「ジャンジャン」

クリスマスメドレー

モンスターズ・インク

美女と野獣より「ひとりぼっちの晩餐会」

(アンコール)アヴェマリア

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