【訪問演奏】地域の音楽祭で響く力強いサックス四重奏!

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体感型コンサート!

11月7日(日)、荻窪音楽祭にてサックス四重奏の演奏が行われました。

荻窪駅に隣接する荻窪タウンセブン内のタウンセブンホールにて、今年は「インクルーシブコンサート」と称して開催され、老若男女、障がいの有無を問わず多様な方々が来場し、笑顔や会話があふれる温かな雰囲気の中でコンサートが始まりました。

演奏を行ったのは、サックス奏者の彦坂優太さん、小泉剛志さん、諏訪直風さん、北井陽平さんの4名です。音楽大学在学生・卒業生による実力派メンバーならではの、力強さと繊細さを併せ持った美しいハーモニーが、会場いっぱいに響き渡りました。

プログラムの冒頭で演奏されたのは、F・ジャンジャン作曲のサックス四重奏曲です。サックスのために書かれたクラシック作品であり、古典的なサックスのレパートリーとして知られるこの曲を通して、ポップスやジャズでの活躍が多いサックスの、クラシックにおける一面を楽しむことができました。

曲間には楽器紹介が行われ、ソプラノからバリトンまで、同じサックスでも幅広い音域を持つ楽器の魅力や、それぞれの音色の違いを感じることができました。奏者の皆さんの親しみのあるMCに、会場には自然と笑顔が広がり、観客との距離がぐっと縮まったように感じられました。

続いて披露されたのは、『メリーポピンズ』より「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」です。楽しい曲紹介、軽快で、陽気な曲調に、会場は一気に明るい雰囲気に包まれ、楽しく盛り上がりました。

後半には「ラデツキー行進曲」、「カルメン序曲」が演奏され、「ラデツキー行進曲」では、指揮者体験が行われました。指揮者は「音を出さない演奏者」とも言われており、障がいの有無や年齢、車椅子の使用に関わらず、誰もが演奏に参加できる体験となりました。指揮に合わせて腕を速く振ればテンポが上がり、大きく振ればゆったりとした演奏になり、会場の至るところから歓声や拍手が聞こえました。音楽をただ聴くだけでなく、演奏する側になるというなかなかできない経験をすることが出来ました。また、指揮を体験した子のお母様は、普段自ら手を挙げることはないために感動して泣いてしまったというような、普段の演奏会とは違う刺激的な体験のできる企画になりました。

アンコールでは、まるで本当にかくれんぼをしているかのような軽快な楽曲が演奏されましたが、拍手は鳴り止まず、2度目のアンコールへ。最後は再び『メリーポピンズ』より「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」が演奏され、迫力あるサックス四重奏とともに、コンサートは盛況のうちに幕を下ろしました。

プログラム

・サクソフォン4重奏より4楽章/F.ジャンジャン

・ディズニー映画『メリーポピンズ』よりスーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス/Richard M.Sherman Robert B.Sherman 

・ラデツキー行進曲/ビゼー

・カルメン序曲/ビゼー

・かくれんぼ/クレリス

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パフォーマンスバンクではコロナ禍においても音楽の灯をを絶やさぬよう、引き続き様々な場所への生演奏による出張コンサートをお届けしています。


基本的な感染症対策に加え、演奏者と観客との距離を十分に確保することで、安心安全なコンサートを開催することができます。


また、ご要望に応じて、飛沫リスクの少ない弦楽器や打楽器などのコンサートもご提案させて頂いております。


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