こんにちは、パフォーマンスバンクの香取です。
9月18日(日)、遅い夏を思わせる陽射しと晴天の下、都内の老人ホームにてチェロとピアノのトリオ、うなぎ三重奏団の皆様による演奏会が行われました。
当日、演奏が行われる場所を覗いてみるとすでにホワイトボードにうなぎの絵が、、、!笑
敬老の日の演奏会ということでココファン四谷のご入居者様及びスタッフの皆様方も楽しみにしてくださっていたようです。
「うなぎ三重奏、略してうな重です!」というMCで掴みはバッチリ。
馴染みの深い動物(食べ物?)で自分たちの印象をしっかりと伝えられたことだと思います。
ちなみに「養殖したいほどうなぎが好きな3人が集まったが、不可能だったため音楽の道に進んだ」(高橋さん談)のが結成のきっかけと名前の由来だそうです。
演奏は『浜辺の歌』に始まり、『椰子の実』と夏を感じさせる曲が続きました。
特に『浜辺の歌』では歌詞カードがないにも関わらず、最初の曲から演奏に合わせてに歌を口ずさんでいるご入居様がいらっしゃったことが印象的でした。
うなぎ三重奏団の高橋様曰く、チェロは人の声と同じくらいの音域の楽器であるとの事でしたが、チェロの演奏に合わせて歌いやすかったのでしょう。
『四季の歌』『紅葉』と、これからの季節を感じさせる楽曲が続き、
『上を向いて歩こう』『見上げてごらん夜の星を』とご入居者様と一緒に歌える曲になりました。
『暴れん坊将軍』では今までの穏やかな演奏とは打って変わって、力強いチェロの音色が響きました。
弾き方一つでこんなにも楽器の印象が変わるのかと驚いたことを覚えています。
『渡る世間は鬼ばかり』ではお馴染みのあのテーマが演奏されました。
続いては『川の流れのように』。
チェロの優雅さとピアノの穏やかさで彩られた美空ひばりの往年の名曲は、ご入居様の心に穏やかに染み渡ったことでしょう。
スタッフ、ご入居様の大きな「アンコール!」の声が響いた後は、『ふるさと』。
ありがたいことに施設の方で別の機会で使用された『ふるさと』の大きな歌詞カードがホワートボードに設置されていました。
皆でしっかりと前を向いて、チェロの演奏を見ながら歌い、演奏会は大団円で幕を閉じました。
入念に準備をしてくださった施設の方々も、本番直前までアンプを買いに行ったり、曲合わせをしてくださったうなぎ三重奏団の皆様も本当にありがとうございました!
~プログラム~
1. 浜辺の歌
2. 椰子の実
3. 四季の歌
4. 紅葉
5. 上を向いて歩こう(歌入り)
6. 見上げてごらん夜の星を(歌入り)
7. 愛の挨拶
8. 暴れん坊将軍
9. 渡る世間は鬼ばかり
10. 川の流れのように(歌入り)
-アンコール-
・ふるさと(歌入り)
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