私たちNPO法人パフォーマンスバンクの取り組む主な事業は
「演奏したい」と「演奏して欲しい」をつなぐ
ことです。
右側にいる老人ホームや保育園の方々は、入居者や園児を喜ばせたいと日頃から様々なイベントの企画や運営を行っています。
しかしながら、ほとんどの人が誰にどうやって演奏をお願いしたら生演奏のイベントを開催できるかが分かりません。
プロの演奏家にお願いするも、1回のイベントに数万~数十万円の費用がかかると言われて予算との折り合いがつかない。
運よくボランティアの演奏家が見つかったとしても、事前に質を見極めるのことが難しいことに加えて、日頃の業務が忙しくて準備に時間を割くことができない。
そんなことが重なり、生演奏のイベントを開催するのを非常に困難に思う方が多くいらっしゃいます。
かたや逆サイド(左側)に目を向けると、アマチュア演奏家は非常に熱心に練習する割に、それを発表する場が非常に少ないのです。
私自身がアマチュア奏者なのでよく分かることなのですが、例えば社会人が趣味で音楽に取り組む場合、練習には毎週のように取り組んでいるのに、発表は自主的に運営する定期演奏会や地域まつりといったイベントなど、年にほんの2~3回のみというケースが大変多いのです。
また、老人ホームや保育園でのボランティア演奏には興味があるという演奏者も少なくないのですが、どうやって演奏を申込んだらよいのか分からないために実現しないというケースがほとんどです。
老人ホームや保育園の方々は「演奏をして欲しい」と願っている、その一方でアマチュア演奏家は「演奏したい」と願っている。
であるならば、両者の背中をちょっとずつ押して繋げることによって両社がハッピーな社会が実現できるはず。
そんな想いを持って日々の活動に取り組んでいます。