コーディネート時の心がけは?
U 丁寧にやることです。すぐに適当にやってしまう性格なので、なるべく人以上に丁寧にやらなきゃなっていうのは心がけています。あと当日はなるべくおばあちゃんおじいちゃんとたくさん話してコミュニケーションをとることと、笑顔でいることを心がけています。無表情がめっちゃ怖いって言われるから(笑)。なるべく笑顔でいれるようにと思ってます。
小川 私も同じで、当日行って笑顔でいることと、プログラムや歌詞カードを配るときに同じ目線に立ってお話しすることを心がけてます。
渡邉 私は、コーディネートをまずは自分自身が楽しんで行いたいなと思っています。自分の活動に対するモチベーションが、演奏会の成功にも繋がっていくと思うからです。周りから「テンション低いね」と言われることが多いので、コーディネート中はしっかりテンションをあげて演奏会を盛り上げられるように、コーディネートに行く前は自分の好きなマイケルジャクソンの「Beat It」を聴いて、テンションの上がった状態でコーディネートに臨むようにしています。
U なるほど(笑)マイケルジャクソン聴きながらコーディネートしに行くってめっちゃ面白い(笑)
渡邉 あとは、私も施設の方々や奏者の皆さんや、観客の方々とのコミュニケーションを大切にしていきたいですね。私がコーディネートした演奏会が施設の方や奏者の皆さんや、演奏会を聴いてくださった方々の心に残るようなものになるようにサポートしていければと思っています。
パフォーマンスバンクの強みは何だと思いますか?
U やっぱり、生演奏を届けられることじゃないですか?
渡邉 そうですね。それは間違いないです。
小川 私はみんなが一生懸命で同じ方向を向いているところだと思います。何かすごいなって思う。私なんか第三者みたいになっちゃってるけど(笑)。私たちはコーディネートをやることでお金をもらっているわけではないけど、みんなのこれをやりたいっていう思いとか、パフォーマンスバンクをこうしていきたいとか、代表の思いとかをみんながちゃんと分かってて、楽しんでできているっていうのは強みな気がします。そこが崩壊したらボランティアって絶対成り立たないから、方向性が合う人がいっぱい集まっているっていうのは強みだと思います。
渡邉 私もそういう部分は強みだなと思っていて、みんな音楽経験者で音楽が好きっていう人が集まっているからこそ、老人ホームや保育園などの普段生演奏を聴く機会のない人たちに生演奏を届けたいっていう気持ちも共有できると思うし、活動にも一生懸命になれるのかなと思います。
今後、特に意識して取り組みたい内容は?
U フラッシュモブがやりたい!
渡邉 フラッシュモブ?
U サプライズで生演奏を届けるみたいな。それやりたいなって個人的にすっごく思う。
渡邉 サプライズいいですね! 「あれっ何だろう?」って、急に音楽が始まりだすみたいなことですか?
U そうそう。普通はプロポーズとかでやるんだけど、そうじゃなくて何か、「おじいちゃんおばあちゃんに感謝の気持ちを伝えたいんだけどうまく伝えられない……。どうしたらいいですか?」みたいなものを受けて、生演奏で感謝の気持ちを伝えることがしたい。
渡邉 あー、いいですね。それ言ってみれば、実現できそうじゃないですか?
U でも生演奏だけだとつまんないから、どこかの大学のダンスサークルの人に協力を得てダンス×生演奏とかしてみたいなって思ってます。大変そうだけどね。
渡邉 私は大きなイベントの運営も大変そうですがやってみたいなと思います。パフォーマンスバンクに登録してくださっている奏者さんはたくさんいらっしゃるので、パフォーマンスバンクに登録してくださっている奏者さんが一堂に会した演奏会に携われたらいいなと思っています。
小川 私も大きなイベントの企画とかをやってみたいなと思います。この前実現できなかった南池袋公園のイベントに携わりたかった。南池袋公園は公園だけどすごく公共施設みたいな感じになっていて。私はイノベーションとか公共空間の勉強をゼミでしているときに南池袋公園がたくさん出てきていたからそこで演奏会をすることに興味をもちました。
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